ソリューション Solution
カーブアウト
- 「本業に経営資源を集中するため、子会社/事業部門の売却を検討しているが、同業他社には売却したくない。」
- 「親会社から十分な経営資源が投入されず、このままでは将来の成長機会を逃す可能性がある。」
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Solution01
子会社/事業部門の売却を検討しているものの、同業他社に売却したくない場合、ポラリスがスポンサーとして子会社/事業部門を譲受け、独立を支援します。
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Solution02
親会社から完全に独立する「スピンオフ型」のほか、独立後も親会社が一定の出資比率を維持する「カーブアウト型」と呼ばれる手法を活用することもあります。
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Solution03
また、独立後の対象会社において経営の求心力を高めるため、経営陣も出資を行い株主となる「マネジメント・バイアウト(MBO)」と呼ばれる手法を活用することも可能です。
主要投資実績
AIメカテック株式会社(日立製作所のメカトロニクス事業)
- ビジネス概要
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微細塗布技術や高精度貼り合わせ技術をコア技術として、液晶パネル製造装置等の開発、設計、製造、販売、アフターサービスを国内外で展開し、高度な技術力と顧客サポート力を備えたトッププレーヤーとして、国内外の大手メーカーとの信頼関係を築き上げている。今後は将来において市場拡大が見込まれる製品向けのODF応用プロセスや、OLED関連を中心とした幅広いアプリケーションに展開が可能な薄膜塗布システム事業の拡大など、更なる成長ポテンシャルを有している。
- 投資概要
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切り出し型
日立製作所から事業を承継する新設会社の株式取得
- 投資のテーマ
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日立製作所の一事業部門から独立企業体への転換をスムーズ且つ迅速に図る為、ポラリスによる必要な運営体制の構築支援を実行。
トータルソリューション力を武器にグローバルニッチトップの地位をさらに盤石なものとしつつ、ODF応用プロセス等の新規事業領域においても技術革新をリードし、業界におけるパイオニアへの進化を目指す。
- EXIT概要
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Exit時期
- 2022年9月(完全Exit時期)
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Exit方法
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東証二部上場時の売出(2021年7月)
及び上場後の戦略パートナー2社への市場外相対取引による株式売却
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東証二部上場時の売出(2021年7月)
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Exitのポイント
- 投資後に経営陣と共同で立案した100日プランに基づき、固有の高い技術力を活かし半導体パッケージ分野における先進パッケージ向け製造装置や次世代ディスプレイ(有機ELディスプレイ等)向け製造装置の開発・販売を推進することで、従来の主力製品であった液晶パネル向け製造装置からの事業転換に成功し、東証二部上場を実現。上場後の株式売却先である戦略パートナーとの資本業務提携等を通じて成長の加速化が期待される。
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Exit時期